2013年10月1日火曜日

【No.10】夢の実現も遠くない?!

特養で生活すれば、どんどん元気になる。当苑ではこの4月以来、そんな夢のような介護に取り組んでいます。オムツからトイレでの排便へ、車いすから自力歩行へ、胃瘻やミキサー食から普通食へ──など等。平均要介護度4.3の方々ですから、可能な限りというただし書き付きですが、そんな自立支援に力を注いでいます。そのカギを握っているのが水分の摂取だそうで、お一人1日1500㏄以上の水分を飲み物として摂っていただくケアを実施し、運動や食物繊維を多く摂っていただくことで自然排便を促し、入所以来車いす生活だった方への歩行訓練も強化しています。その結果、わずか3~4か月の試みで、歩けなかった(歩かなかった)方が、歩行補助具を使ってご自身の意志で100mも歩けるようになったり、水分の摂取も目に見えて多くなったり、日中の覚醒状態が改善されたり。少しずつ報告される成功例に「夢の実現も遠くない」と意を強くさせられる毎日です。