2018年10月11日木曜日

【№38】敬老会で、うきうき! ニコニコ!

この二、三日、施設内のあちらこちらから、“おめでとうございます”の声が、聞こえてきます。そう、9月の中旬は、“敬老週間”なのですね。この時期、特養やショートステイに入所されている方も、デイサービスに通ってこられる方も、なにやら、うきうき、ニコニコ。特養の居室やご自宅で、ご家族や職員、お知り合いからの、“おめでとうございます”の挨拶に包まれていますからね。
飛鳥晴山苑でも連日、敬老会が開かれてましたよ。ささやかな感謝状に満面の笑顔で感激していただき、かえって、こちらのほうが感謝するひとときでした。ある米寿(88歳)の方が、「私は学徒動員の世代で、戦争では多くの友人を亡くしました。戦後の70幾年、頭から離れたことはありません」とのご挨拶をいただきました。“おめでとう”の裏側に、そんなお気持ちがいつも祈りとなって沈潜しているのですね。長い年月のご苦労や深い悲しみに共感できる、私たちでありたいと、改めて感じさせられた敬老週間でした。