2017年7月12日水曜日

【№34】推薦90名のうち、入所者は約半数

北区の特養ではベッドに空きが出ますと、区の担当課から推薦を受け、希望者との面談等、双方で入所の検討が始まります。飛鳥晴山苑では昨年度1年間で90名の方の推薦を受け入所調整をいたしましたが、最終的に入所された方は47名でした。ひとつのベッドに空きが出て、次の方が入所されるまで通常、4週間。長くベッドが空いたままということにならないよう、スピーディーに入所していただくこと。それが、入所を心待ちにしておられる希望者の要望にお応えする当然の道筋と考えています。一方、入所されなかった43名の方の内訳を見ますと、「辞退された方」が30名、「入院中のために保留」とする方が6名、「すでに亡くなっていた方」が4名、「医療行為等の必要性により受け入れが困難」とさせていただいた方が3名でした。「辞退」につきましては「家族間の意思の不一致」「まだまだ元気」「金銭的な負担」など、そのご事情について、私どもとしてはいかんともしがたいものがございますが、重介護が入所条件である特養であれば、当然ながら「医療行為」の必要性はますます高いはずですから、そのことをもって「困難」という判断は可能な限り遠ざけたいところです。その体制作りを急がなければなりませんね。