飛鳥晴山苑に近接する染井霊園の桜が、この2,3日の陽気で、花びらを開けるのに大忙しの3月19日。苑では恒例となっている「彼岸供養会」が近くの名刹「勝林寺」ご住職の取り計らいで開催されました。秋の供養会からこの半年の間に、”彼の岸辺”に旅立った方は18名。入所定員152名という規模の大きな苑にとって、その数がいつもの供養会より多いということではありませんが、18の魂の旅立ち、長い人生がいよいよ成就を迎えるその時に傍らにいる、介護という業(わざ)の深い精神性を感じさせられる1日でありました。
さて、管理責任者である私は年度末のこの時期、来年度の事業計画、予算書
2013年3月20日水曜日
2013年1月1日火曜日
【№3】新年を迎えて
下瀬坂に面した施設長室の窓から、2013年(平成25年)元旦の柔らかな朝日が差し込んでいます。5周年を迎えた昨年の飛鳥晴山苑は、今朝の陽光のように、穏やかな1年でした。多方面から支え、尽くしていただいた関係の皆様には、改めて御礼を申し上げます。
さて、巳年。日本全体は、新しい内閣のもと、震災の復興を本格化させねばなりませんし、景気浮揚も、正念場を迎えています。破たん寸前?の介護保険制度の中にあって、わが施設の課題もたくさんあります。それらの課題の中で、これからの数年、特に力を注いでいこうと考えているのは、特養ご入所者の”自立支援”です。現在入所者の平均要介護度は4.3。ほとんどの方が重介護で、リハビリパンツや、テープ式おむつなど、何らかのおむつをしています。これを可能な限りゼロに近づけること。排尿・排便は、必ず、トイレにご案内する(人として当然のことですが、重介護の方にはこれがなかなか難しい)。汚れたおむつの交換をベッドで行わず、トイレにご案内し、そこで始末する。そうしたひと手間をかけることで、尿意・便意が次第によみがえり、歩こうとし、座ろうとし、いきもうとし、元気になろうとする。自立に向かってのプラスのスパイラルが生まれるはず。トイレの自立が、生活の自立の第一歩。飛鳥晴山苑では、2013年の新年を機に、そう思い定めて、取り組みを開始する所存です。介護職員の負担は増えますが、何とか成果をだしたいと考えていますので、ご協力をお願いいたします。
さて、巳年。日本全体は、新しい内閣のもと、震災の復興を本格化させねばなりませんし、景気浮揚も、正念場を迎えています。破たん寸前?の介護保険制度の中にあって、わが施設の課題もたくさんあります。それらの課題の中で、これからの数年、特に力を注いでいこうと考えているのは、特養ご入所者の”自立支援”です。現在入所者の平均要介護度は4.3。ほとんどの方が重介護で、リハビリパンツや、テープ式おむつなど、何らかのおむつをしています。これを可能な限りゼロに近づけること。排尿・排便は、必ず、トイレにご案内する(人として当然のことですが、重介護の方にはこれがなかなか難しい)。汚れたおむつの交換をベッドで行わず、トイレにご案内し、そこで始末する。そうしたひと手間をかけることで、尿意・便意が次第によみがえり、歩こうとし、座ろうとし、いきもうとし、元気になろうとする。自立に向かってのプラスのスパイラルが生まれるはず。トイレの自立が、生活の自立の第一歩。飛鳥晴山苑では、2013年の新年を機に、そう思い定めて、取り組みを開始する所存です。介護職員の負担は増えますが、何とか成果をだしたいと考えていますので、ご協力をお願いいたします。
2012年10月29日月曜日
【№2】5周年記念 講演・シンポジウム
過日(10月23日)、当苑から徒歩20分ほどにある北区滝野川会館にて、
苑の5周年を記念した講演とシンポジウムが開催されました。
当日はあいにくの雨・風の1日となりましたが、講演をされた「聖路加国際病院」
理事長の日野原重明様やパネラーとして出席いただいた東京弁護士会の弁護士、
障害者福祉の専門家の先生方のお力で、特養ご入所のご家族様、近隣に
お住いの方々、北区・東京都・厚労省等の関係者の方々に多数お集まりいただき
会場に入りきれないほどの大盛況と なりました。
現在101歳という日野原先生は「運命は自らデザインするものですよ」「欲望ではなく、
いつも希望をもちつづけなさい」「最後の時には、オリーブ(自分)を支え続けた枝を祝し、命を受けた幹に感謝しなさい」、それこそが「希望のある長寿の生き方」ですよと、約1時間、ご用意した椅子に1度もお座りになることなく、情熱的にお話をされました。
いづれにいたしましても、この5年間、支えていただいた関係者の皆様、
ありがとうございました。これからの5年間、さらなる努力をいたす所存ですので、
よろしくご指導をお願いいたします。(H24.10.29)
苑の5周年を記念した講演とシンポジウムが開催されました。
当日はあいにくの雨・風の1日となりましたが、講演をされた「聖路加国際病院」
理事長の日野原重明様やパネラーとして出席いただいた東京弁護士会の弁護士、
障害者福祉の専門家の先生方のお力で、特養ご入所のご家族様、近隣に
お住いの方々、北区・東京都・厚労省等の関係者の方々に多数お集まりいただき
会場に入りきれないほどの大盛況と なりました。
現在101歳という日野原先生は「運命は自らデザインするものですよ」「欲望ではなく、
いつも希望をもちつづけなさい」「最後の時には、オリーブ(自分)を支え続けた枝を祝し、命を受けた幹に感謝しなさい」、それこそが「希望のある長寿の生き方」ですよと、約1時間、ご用意した椅子に1度もお座りになることなく、情熱的にお話をされました。
いづれにいたしましても、この5年間、支えていただいた関係者の皆様、
ありがとうございました。これからの5年間、さらなる努力をいたす所存ですので、
よろしくご指導をお願いいたします。(H24.10.29)
2012年9月24日月曜日
彼岸会考
秋分の日の前日、飛鳥晴山苑では恒例の彼岸会が執り行われた。
導師をつとめていただいたのは、当苑から徒歩数分のところにある臨済宗の
名刹「勝林寺」のご住職・副住職のお二人。
ご供養していただいたのは、春のお彼岸以降、お亡くなりになった入所者の方々18名。
この日参列された方々はご入所中のご高齢者を含めて50数名。
毎年、お彼岸から お彼岸の間に10名を超える方がお亡くなりになるが、この半年は
ことのほかたくさんの方が旅立たれた。例年にもましての天候不順や厳しい暑さがご病気やご高齢の身にひときわこたえたのであろうか。お亡くなりになった方の最高齢は100歳、最もお若くして旅立たれた方は76歳であった。
ご病気の悪化のため病院で亡くなる方も数多いが、当苑でお看取りをし、彼岸への旅立ちをお見送りできることは、介護に携わる私たちにとって厳粛な大仕事。
9月21日の彼岸会は、おひとり、おひとりのお顔を改めて思い浮かべながらの心穏やかなひと時となった。(H24.09.29)
導師をつとめていただいたのは、当苑から徒歩数分のところにある臨済宗の
名刹「勝林寺」のご住職・副住職のお二人。
ご供養していただいたのは、春のお彼岸以降、お亡くなりになった入所者の方々18名。
この日参列された方々はご入所中のご高齢者を含めて50数名。
毎年、お彼岸から お彼岸の間に10名を超える方がお亡くなりになるが、この半年は
ことのほかたくさんの方が旅立たれた。例年にもましての天候不順や厳しい暑さがご病気やご高齢の身にひときわこたえたのであろうか。お亡くなりになった方の最高齢は100歳、最もお若くして旅立たれた方は76歳であった。
ご病気の悪化のため病院で亡くなる方も数多いが、当苑でお看取りをし、彼岸への旅立ちをお見送りできることは、介護に携わる私たちにとって厳粛な大仕事。
9月21日の彼岸会は、おひとり、おひとりのお顔を改めて思い浮かべながらの心穏やかなひと時となった。(H24.09.29)
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